俳句の作り方を知りたい人必見!コツを掴んで楽しく詠もう♪

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気軽に日本の歴史を学び、
改めて日本語の美しさを知る事ができる機会というのがこの「俳句」である。

最近ではテレビ番組でも「俳句」は取り上げられていて、
デジタルな現代にも関わらず、
注目されつつある。

現代の俳句は非常にバイタリティーだ。
自由で言葉も豊富な為に、
本来の「俳句」を知らずに作る人も多いだろう。

自分の作った「俳句」は
本当に「俳句」なのか?

「俳句」と「川柳」の違いは?

気軽に俳句を作るコツが知りたい!

それには注意点を踏まえて、考え方をここで上げていきたい。

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俳句はリズム

俳句は、五句、七句、五句の
「韻律」で詠まれる定型詩である。

これが制約とか規律ではないが、初心者はこれを重視すると作りやすい。

いわばリズム。音楽と同じだ。

字余りについては、
必ずこの句は必要だと思う場合にやむを得ず入れる場合と、
擬音に対して入れる場合のみにしたい。

俳句には「季語 切れ 余韻」

「季語」と呼ばれる、日本古来の季節を現す言葉を入れるのが基本。

「季語」よりも「季感」を重視する句、「季語」を入れずに自由に作る句、
これも俳句にはなるが、
「川柳」と紙一重になる為、素直に「季語」を入れた方が無難だ。

あと、必ず一ヶ所に「切れ」がある事。

助詞、助動詞の事で、
作者の思想や環境を想像できるように余韻を残すテクニックだ。
名詞を「切れ」として使う事もある。

そして、「余韻」。
詠み手に想像を膨らませる大事な作業。

これらを踏まえて作る詩が、
「俳句」とされている。

川柳は?

一方、「川柳」はこれの真逆だ。

「季語」がない。
「切れ」がない。

作り手の思想をストレートに言い切り、余韻を残さない。

俳句の注意点、禁忌事項

俳句を詠む時の注意点、禁忌(きんき)事項を提唱している故人がいる。
※「禁忌」→タブー

■注意点■
1、詩因を捉える
2、分量をわきまえる
3、省略を巧みにする
4、配合を工夫する
5、分かる用語を使う
6、丁寧に詠む

■禁忌事項■
1、無季の句を詠まない
2、重季の句を詠まない
3、空想の句を詠まない
4、「や」、「かな」、を併用した
句を詠まない
5、字余りの句を詠まない
6、感動を露出した句を詠まない
7、感動を誇張した句を詠まない
8、模倣の句を詠まない



これらを見て分かるのは、
作り手の意思を、詠み手に繋げるという事。

作り手の意思を押し付けず、
詠み手に繋げて想像を楽しんでもらう。

歴史を辿ると、日本人は「隠す美学」を重んじる。

相手を尊重する事、自分を中心に置かず、
周りを生かす考え方で繁栄してきた民族だと垣間見る事が出来る。

最後に

俳句は形さまざま変えて現代に至るが、
余韻を残し生き続けている。
駆け巡る現代のせわしさに、静かに俳句を詠む時間があるとすれば、
それは憧れるライフスタイルでは
ないだろうか。