雨の日の通勤や通学で気になるのが「リュックの濡れ」。
特にレザー素材のリュックや中身を濡らしたくない場合、
どう対策するか悩ましいところです。
そこで今回は、リュックカバーとワークマンのカッパを比較し、どちらがより便利で実用的かを検討していきます。
リュックカバーのメリットとデメリット
ワークマンでは販売されていませんが、
雨の日にリュックの濡れを防ぐために利用されるリュックカバー。
これはシンプルで効果的なアイテムですが、メリットとデメリットが存在します。ここでは、その両方について詳しく見ていきましょう。
リュックカバーのメリット
リュックカバーの最大のメリットは、簡単に装着できる点です。
雨が降り始めた際にも、サッとリュックの上からかぶせるだけで防水対策が完了します。
以下にその主な利点を挙げてみます。
- 簡単な装着: リュックカバーは、雨が降り始めた時にすぐに対応できる便利さがあります。
リュックを背負ったままカバーを取り出してかぶせるだけで、手間が少なく、急な天候の変化にも迅速に対応できます。
この手軽さが、多忙な日常において非常に重宝します。 - 多機能なカバー: リュックカバーは単なる防水機能だけでなく、防泥や防塵の機能も兼ね備えています。
これにより、雨だけでなく、泥やほこりからもリュックを守ることができ、通勤や通学、アウトドア活動など、さまざまなシーンで活躍します。
特にレザーやデリケートな素材のリュックには必須のアイテムです。 - 価格が手ごろ: リュックカバーは比較的安価で手に入るため、コストパフォーマンスが良いのも大きな魅力です。
高価な防水アイテムに比べて、リーズナブルに雨対策ができるため、
特に予算が限られている方には適しています。
多くの種類が市場に出回っており、自分のリュックに合ったものを見つけることができます。
リュックカバーのデメリット
一方で、リュックカバーにはいくつかのデメリットも存在します。
それらを理解しておくことが、適切な選択をするために重要です。
- 追加の手間: 雨の日にリュックカバーを取り出して装着する手間がかかります。
特に急いでいる時や、カバーを取り扱うのが面倒だと感じることがあります。
外出先で突然の雨に見舞われた場合には、装着するために一度リュックを下ろさなければならないため、手間がかかることがあります。 - 風や激しい雨には弱い: リュックカバーは、強風や大雨に対して完全に耐えられるわけではありません。
強風が吹いたり、大雨が降ったりすると、カバーがめくれたり、
雨水が浸透する可能性があります。そのため、風や雨の強さに応じて、リュックカバーの効果が限定されることもあります。 - デザインの選択肢が少ない: リュックカバーは機能性が高い反面、デザインやサイズの選択肢が限られていることがあります。
自分のリュックにぴったり合うものを見つけるのが難しい場合があり、
特に特殊な形状やサイズのリュックにはフィットしないことがあります。
デザインやカラーもシンプルなものが多く、自分のスタイルに合うものを見つけるのが難しいことがあります。
このように、リュックカバーは雨の日のリュックの濡れを防ぐための有力な選択肢ですが、
その利便性と限界を理解しておくことが重要です。
次に、ワークマンのリュック対応カッパについて、その魅力や特徴を見ていきましょう。
ワークマンのリュック対応カッパの魅力
雨の日の通勤や通学、アウトドア活動には、リュックの濡れ対策が重要です。
ワークマンでは、リュックを背負ったまま使えるカッパがいくつかラインアップされています。
ここでは、特におすすめの「バッグイン」シリーズについて、その魅力を詳しく見ていきましょう。
バッグイン 透湿レインコート
「バッグイン 透湿レインコート」は、リュックを背負ったままでもスムーズに着用できる優れたカッパです。その主な特徴は以下の通りです。
- リュック対応のデザイン: このレインコートの背中部分には、隠しファスナーが施されています。
ファスナーを開けると、リュックを収納するためのマチが広がり、リュックをカバーしながら着ることができます。これにより、リュックが雨に濡れる心配がありません。
また、通勤や通学中に突然の雨に遭遇しても、迅速に対応できるのが魅力です。 - 軽量で持ち運びが便利: 約400g(Lサイズ)という軽量設計で、500mlのペットボトルよりも軽いです。
そのため、持ち運びが簡単で、バッグの中に常備しておいても気になりません。軽やかな着心地で、雨の日でも快適に過ごせます。 - 自転車対応機能: 自転車を利用する際にも便利な機能が備わっています。
カッパの裏側にはホックが付いており、自転車のペダリング時に足が濡れないよう、浸水防止のための生地が留められます。
これにより、雨の日の自転車通勤でも安心です。 - 耐水圧10,000mm/透湿度2,000g/㎡/24h
価格は税込み4,500円
ウワーッこういうのだよこういうの レインコートならスカートでもいけるし、リュック背負ったまま、足部分前生地ありで自転車もOK こういうの…高校の時にマジで欲しかった…
— (The)わこ☻ (@zawaco00) June 6, 2022
BAG in(バッグイン) 透湿レインコート https://t.co/75vPK3xGL6 #ワークマン
バッグイン透湿レインコートライト
「バッグイン透湿レインコートライト」も、リュックを背負ったままでもスムーズに着用できる優れたカッパです。その主な特徴は以下の通りです。
- 正面からくる雨にも対応:型くずれしにくい長ツバで視界を確保し、雨水から顔の正面をガードしてくれます。
- 通気性の向上: 通気性が良く、蒸れにくい設計が施されています。長時間の着用でも快適に過ごせるため、長時間外出する場合にも適しています。雨の日でも快適さを保ちながら、リュックを守ることができます。
- 耐水圧10,000mm/透湿度5,000g/㎡/24h
価格は税込み3,900円
「バッグイン透湿レインコート」と「バッグイン透湿レインコートライト」の違い
この二つのレインコートの違いはどこなのでしょうか?
ライトといっても重量が軽いというわけでもなさそうです。前者はLサイズで約400gと公表されていますが、ライトには重量が記載されていません。
実測だと約420gでしたので、おそらく重量でライトといっているわけではなさそうですね。
「バッグイン透湿レインコート」には背中にファスナーがついていて、
そのファスナーを開けると、背中のマチが広がる仕組みです。つまりリュックを背負う時だけファスナーを開けマチを広げる、2WAY機能。
一方「バッグイン透湿レインコートライト」には、背中にファスナーがありません。しかし広がるマチはついています。
つまりリュックを背負っていても、ファスナーを開ける必要がなく、スムーズにレインコートを着ることができるわけですね。
簡単に着れるという意味で、「ライト」という名がつけられたのかもしれません。
また、両方とも耐水圧は同じですが、透湿度には違いがあります。
「バッグイン透湿レインコート」は透湿度2,000g/㎡/24h
「バッグイン透湿レインコートライト」は透湿度5,000g/㎡/24h
となっています。
「バッグイン透湿レインコートライト」は、より蒸れにくい、ということです。
他にはライトには裾にマチを広げることができるファスナーが付いています。両者とも足元への水の侵入を軽減するマチは付いていますが、ファスナーかそうでないかの違いもあります。
バッグイン透湿レインスーツライト
「バッグイン透湿レインスーツライト」は、上下セットのレインスーツで、全身をしっかりとカバーできる商品です。
- 完全防水の上下セット: 上下セットになっているため、全身をしっかりと防水することができます。
レインコートに比べ、特に下半身の防水性が高く、足元からの浸水を防ぎます。大雨や風の強い日にも安心して利用できるため、アウトドアや長時間の外出時にも重宝します。
価格は税込み3,900円
ワークマンのリュック対応カッパは、
雨の日のさまざまなシーンで活躍するアイテムです。
これらのカッパを使えば、雨の日の外出も快適に過ごすことができるでしょう。
次に、リュックカバーとの違いを考慮しながら、自分に合ったアイテムを選ぶためのポイントを見ていきましょう。
リュックカバーとワークマンのカッパ、どちらを選ぶ?
雨の日にどのようにリュックや自分自身を守るかは、用途や状況によって異なります。
リュックカバーとワークマンのカッパ、それぞれに特有のメリットがあり、
どちらを選ぶべきかを見極めるためには、いくつかのポイントを考慮する必要があります。
それぞれの選択肢を比較し、自分のニーズに最適なアイテムを見つけるためのポイントを探ってみましょう。
リュックカバーを選ぶべき場合
リュックカバーは、その特性からいくつかのシチュエーションで特に有用です。
以下の条件に当てはまる場合、リュックカバーが最適な選択となるでしょう。
- 短時間の外出やちょっとした雨対策: リュックカバーは簡単に装着でき、短時間の外出や小雨の日に最適です。
外出先で急な雨に見舞われた際に、サッとリュックにかぶせることで、素早く対応できます。
特に、長時間の雨が予想されない日や、雨が降ったり止んだりするような天候に対応するには、リュックカバーが便利です。 - コストを抑えたい: リュックカバーは比較的安価で購入できるため、コストパフォーマンスが非常に良いです。
予算が限られている場合や、すぐに試してみたいという場合に適しています。
また、リュックカバーは比較的軽量でコンパクトなため、持ち運びやすく、常にバッグに忍ばせておくのにも便利です。 - リュックを頻繁に使う場合: 日常的にリュックを使用する場合、リュックカバーを常備しておくことで、雨の日も安心して使えます。
特に通勤や通学でリュックを使うことが多い方にとっては、リュックカバーは使い勝手の良いアイテムです。
ワークマンのカッパを選ぶべき場合
ワークマンのカッパは、リュックカバーとは異なり、全身をカバーする機能が備わっており、以下のような場合に特に役立ちます。
- 長時間の雨対策や激しい雨: 長時間の外出や大雨の日には、ワークマンのカッパが優れた防水性能を発揮します。
特に「バッグイン 透湿レインコート」や「バッグイン透湿レインスーツライト」は、全身をしっかりとカバーし、雨から守ります。
カッパを着ることで、リュックだけでなく体全体を防御できるため、長時間の外出でも安心です。 - 自転車やアウトドア活動: 自転車を利用する場合やアウトドア活動をする際には、ワークマンのカッパが便利です。
自転車対応の機能が備わっており、足元もカバーできるため、雨の日でも快適に自転車に乗れます。
また、アクティブな動きが多いアウトドア活動にも適しています。 - 手間を減らしたい場合: カッパを着るだけでリュックカバーの装着が不要となり、雨の日の準備が簡単になります。
特に忙しい朝や、雨に突然見舞われたときには、カッパの方がスムーズに対処できます。
着脱も簡単で、荷物を取り出す手間が省けるのがポイントです。
結局のところ、リュックカバーとワークマンのカッパは、
それぞれ異なるニーズに応じた最適な選択肢です。
リュックカバーは手軽さとコストパフォーマンスが魅力で、ワークマンのカッパは長時間の外出や特定の活動に適した防水性と快適さが特長です。
自分のライフスタイルや利用シーンに合わせて、最適なアイテムを選んでください。
どちらを選んでも、雨の日の準備を万全にして快適に過ごしましょう。
まとめ
雨の日のリュックの濡れ対策には、リュックカバーとワークマンのカッパの両方にメリットがあります。
リュックカバーは手軽でコストが抑えられますが、ワークマンのカッパは全身を守る機能があり、自転車利用にも適しています。
自分のライフスタイルや予算に合わせて、最適な選択をしてください。
どちらにせよ、雨の日の準備が整えば、快適に外出できることでしょう!
ワークマンのカッパやリュックカバーで、雨の日も安心してお出かけください。