コストコで新しい洗濯機を買いたいけど、古い洗濯機はどうやって処分すればいいの？
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。 実はコストコでは、購入時に古い洗濯機を引き取ってもらうことが可能なんです。
ただし、申し込みのタイミングや設置条件によっては引き取りできないケースもあるため、 「知らずに頼んだら当日断られた…」というトラブルも少なくありません。
あらかじめ流れを理解しておけば、余計な出費や手間をかけずにスムーズに入れ替えができます。
この記事では、コストコの洗濯機引き取りサービスの料金目安から、 申し込み手順・当日の準備・他店との違い・対応できない場合の対処法までを、実体験をもとにわかりやすく紹介します。
「これからコストコで洗濯機を買う予定」「引き取りを検討中」という方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
コストコで洗濯機の引き取りはできる？条件と申し込みタイミングをチェック
「コストコで新しい洗濯機を買いたいけど、今使っている洗濯機の引き取りはできる？」——結論から言うと、購入と同時に引き取りを申し込むのが基本です。
家電リサイクル法の対象製品に当たるため、処分は「リサイクル料金＋収集運搬費」を支払って正しく回収してもらう仕組み。
難しく聞こえますが、購入時に一緒に依頼しておけば、当日の流れはわりとスムーズですよ。
なお料金はメーカーや地域で異なるため、見積もりの段階で必ず確認しておきましょう。家電リサイクル法では洗濯機・衣類乾燥機が対象と明記され、費用は小売の運搬費とメーカー別のリサイクル料金で構成されます。
購入時に同時申込が必要！洗濯機引き取りの基本ルール
コストコの大型家電は、購入時に「引き取り（リサイクル回収）」を同時申込しておくのが鉄則。新しい洗濯機の配送・設置と同じタイミングで旧機を回収してもらえるため、二度手間や保管スペースの問題を回避できます。
家電リサイクルの支払いは、現地精算（当日支払い）になるケースもあるので、現金の用意を忘れずに。実際の体験記でも「リサイクル料金＋接続費」で当日支払いだった事例が報告されています（例：リサイクル約4,130円＋接続4,950円）。店舗や委託業者により運用が異なるため、購入前の確認が安心です。
- 申込タイミング：購入時に同時申込（最優先）。後付けは日程再調整や追加費用の可能性あり。
- 回収の基本：原則「1購入＝旧機1台」の同時回収。設置・搬出条件により不可のことも。
- 費用の内訳：メーカー別のリサイクル料金＋小売（委託業者）の収集運搬費。
なお、リサイクル料金はメーカー区分で変動します。
たとえば量販店の公開目安では、洗濯機のリサイクル料金が2,530円〜3,300円前後、収集運搬費が約2,750円などと案内されています（店舗や地域で異なる）。
この水準感を覚えておくと、見積もりが妥当かの判断に役立ちます。
家電リサイクル法との関係と「水回り家電」特有の注意点
洗濯機は家電リサイクル法の「家電4品目」（エアコン／テレビ／冷蔵庫・冷凍庫／洗濯機・衣類乾燥機）の対象。「粗大ごみ」としては出せないため、正規ルートでの回収手続きが必要です。
費用は「リサイクル料金（メーカー別）」と「収集運搬費（小売が設定）」の合計で、手続きの窓口は購入店（＝コストコ）または自治体・指定引取所が基本ルートになります。
また洗濯機は水回り家電ならではの下準備が重要。回収・搬出がスムーズになるよう、前日〜当日に以下をチェックしましょう。
- 水抜き：給水・排水ホース内の水を抜いておく（搬出時の水漏れ防止）。
- ホース取り外し：分からない場合は事前に確認。固着していると当日作業が止まることも。
- 防水パン・通路幅：本体が動かせるか、ドア幅・廊下・階段のクリアランスを測定。
- 設置環境の共有：階段有無・エレベーターのサイズ・戸建の段差などを見積もり時に伝える。
さらに、メーカー別のリサイクル料金表は家電リサイクル券センター（家電製品協会）の一覧から確認できます。購入前に目安を把握し、当日の追加作業費（階段・吊り上げ等）の有無も含めてトータルで比較しておくと安心です。
＜ポイントのまとめ＞
・コストコでの洗濯機引き取りは購入時の同時申込が基本。料金は「リサイクル＋運搬」で構成。
・水回り家電のため、水抜き・ホース・防水パンなどの事前準備がカギ。
・料金はメーカーや地域で異なるため、事前見積もり＆当日の支払い方法まで確認しておく。
コストコでの洗濯機の引き取り料金はいくら？タイプ別の目安と追加費用
料金は気になるポイントですよね。コストコで洗濯機を引き取ってもらう際、実際には「リサイクル料金」と「運搬・収集などの追加コスト」が合算されます。
ここでは、ドラム式・縦型などのタイプ別リサイクル料金の違いと、収集運搬費・階段作業など“見落としがちな”追加コストについて、最新データをもとに具体的に解説します。
この章を読めば「見積もりが高すぎ？妥当？」という判断もしやすくなりますよ。
ドラム式・縦型などタイプ別リサイクル料金の違い
まず、洗濯機本体の「リサイクル料金（再商品化費用）」部分。
これは全国共通ではなく、メーカーと形状（縦型／ドラム式・乾燥機能付き／容量）によって異なります。
たとえば、家電製品協会のリサイクル料金表では、洗濯機・衣類乾燥機の基本料金ラインとして 2,530円（税込） が多くの標準機種の目安とされています。
ただし、乾燥機能付きやドラム式の場合は“再処理コストが高くなる”可能性があり、追加料金が上乗せされるケースも。（例：より金属部材や電子部品が多いなど）
また、地方自治体のリサイクル案内では、家電リサイクル料として 2,300円（税抜） を標準とする記載も見られます。
下記はあくまで“標準例”としての比較イメージです：
| タイプ | リサイクル料金目安 |
|---|---|
| 縦型洗濯機 | 約 2,530円（税込） |
| ドラム式＋乾燥付き | 標準料金＋追加見積もり要（上乗せあり） |
| 小容量・簡易モデル | 標準料金より若干抑えめの可能性 |
つまり、コストコ見積もりを受けたとき「リサイクル料金」の部分がこのあたりの範囲かどうかをチェックすることで、相場外れかどうか判断できます。
収集運搬費や階段作業費など“見落としがちな”追加コスト
リサイクル料金だけだと意外と合計金額で驚くことがあります。以下の追加費用が加算されるパターンを押さえておきましょう。
- 収集運搬費／回収費：コストコから自宅までの輸送費用。地域・距離・業者によって大きく変動。
- 階段・階上げ作業費：建物に階段しかない場合、1階分ごとに“手上げ”料金が発生。日立などの料金表では、内階段で1階上げあたり 550円～、場合によっては 2,200円 がかかる例もあります。
- 作業員の増員費用・追加時間料金：作業が複雑だったり重量品だったりすると、通常見積もりに加えて人員追加で 5,500円～ など請求されることが明記されています。
- 下見見積もり料金：搬出条件が不明な場合、事前に業者が現地調査をする“下見”として 3,300円 などがかかるケースあり。
- 特別な搬出条件に伴う料金：狭い通路、曲がり角、多段階の折れ道、段差、吊り上げ作業などは別途見積もりになります。
たとえば、家電量販店ノジマのガイドでは、室内階段で3階上げの洗濯機搬出に 5,500円 の追加料金が発生することもあるという記載があります。
また、ヤマダ電機では、2階手上げが 2,200円、3階手上げが 4,400円という設定をしている例も報じられています。
これらを踏まえると、見積もり時には以下点を必ず確認しておきたいところです：
- リサイクル料金はこの金額で間違いないか？ドラム・乾燥付きなら加算されていないか？
- 収集運搬費はいくらか？
- 階段作業または手上げ費用が発生するか？
- 作業員追加や下見見積もり料金は別か？
- 特殊な搬出・設置条件（曲がり角・吊り上げ・段差など）はどう扱われるか？
これらを見積もり時に業者へ確認し、それぞれのコストを“合算して比較”することで、高すぎる見積もりを避けられます。
まとめると、コストコでの洗濯機引き取りは「リサイクル料金＋運搬・作業費」で構成されるもの。
見積もりを受けたら、どこに何が乗っているかをひとつずつチェックして、「妥当なコストなのか」を見極めましょう。 この知識があれば、見積もりで言われた金額に「えっ！？」と驚くことも少なくなるはずです。
コストコと他の家電量販店の洗濯機引き取り料金を比較
「コストコがいいのか、それともヤマダ電機・ケーズ・ヨドバシあたりが安いのか知りたい」——そう思う方も多いはずです。
ここでは、ヤマダ電機・ケーズデンキ・ヨドバシカメラなど主要量販店との料金比較をしつつ、コストコの引き取りサービスが向いている人・向かない人も整理します。
これを読めば、「自分の条件ならどこがコスパ最強か」が見えてきますよ。
ヤマダ電機・ケーズデンキ・ヨドバシカメラとの料金比較表
まずは、公開されている情報をもとに、各社のリサイクル料・収集運搬費等を簡易比較してみましょう。以下はあくまで“目安”ですが、見積もりと比べる参考になります。
| 量販店 | リサイクル料金目安 | 収集・運搬など追加費用 | 特徴・注意点 |
|---|---|---|---|
| ヤマダ電機 | 2,530円（洗濯機・衣類乾燥機共通のラインあり） | 訪問回収で＋2,500円前後、出張費用が別途発生する場合あり | 購入時引き取りだと訪問回収費が不要になる場合あり |
| ケーズデンキ | 2,530円（税込）とする例が多い（洗濯機・乾燥機共通ライン） | 基本収集運搬費：1,650円（税込）という案内あり 購入時回収の場合は 2,200円前後とする例もあり | 複数台引き取り時は2台目以降に追加作業料2,200円などの特徴 |
| ヨドバシカメラ | 2,530円～（同社案内のリサイクル回収ライン） | 運搬費用：550円など低め案を出している例も見られる | ポイント還元プロモーション付きで実質負担が変わることもあり |
この表から見えてくることは、リサイクル料金そのものは各社ほぼ横並び、差が出るのは「収集運搬費」「訪問回収・出張費」「階段作業」などの“付帯部分”です。
そのため、量販店を選ぶ際は、見積もりでこの付帯費を細かく確認することがカギになります。
コストコの引き取りサービスが向いている人・向かない人
コストコで洗濯機引き取りを頼むメリットとデメリットを、他社比較も交えながら整理しておきましょう。これで「自分には合ってるかどうか」がわかります。
- メリット：同時設置＆回収がワンストップ
コストコで新しい洗濯機を買うとき、古い洗濯機の引き取りを同時に手配できるのが大きな強み。他社でも同時回収はありますが、兼ね合いで日程調整が複雑になりがちです。設置日と回収日が一致すれば、手間も少なくて済みます。 - メリット：量販店より組み合わせ割やサービス特典が効く可能性
コストコの場合、設置サービス・配送込みプランと引き取りをパッケージ化して、実質的なコストを抑えられるケースもあります。
また、住宅環境が非常に特殊（階段が多い・通路が狭い）でないなら、コストコの標準手順で対応できることが多いです。
- デメリット：特殊搬出条件ではコスト高リスク
階段が長い、吊り上げが必要、曲がり角が多いなどの条件がある場合、追加オプション料金が跳ね上がる可能性があります。他社が「事前下見無料」で対応するところもあるので、こうした現場条件が厳しいなら他社見積もりも押さえておいた方が安心です。 - デメリット：引き取り単体（買い替えなし）には弱い
コストコは基本的に“買い替えと同時引き取り”を前提としているため、古い洗濯機だけ回収してほしい場合は、他社や専門業者の方が柔軟対応してくれることがあります。 - デメリット：見積もりが出にくい・応答にタイムラグ
コストコは大口配送インフラと委託業者が関わるため、細かい搬出条件を相談すると、見積もり回答まで時間がかかることがあるのが実体験者の声。多少の余裕を持って申し込むと安心です。
もしあなたの家が階段なしの一階・通路も広め・搬出がシンプルな環境なら、コストコの引き取りは非常に使いやすい選択肢になります。
逆に、搬出が複雑・単体回収希望・見積もり即答を重視したいという条件なら、ヤマダ電機・ケーズ・ヨドバシ等の量販店も見積もり比較の価値が十分あります。
この先の申し込み時には、見積もりの明細を一つひとつ確認する姿勢が、後悔しない選択のポイントです。
洗濯機引き取りの申し込み方法：オンラインと店舗の流れ
洗濯機の引き取りを頼むには、「オンライン購入時」と「店頭購入時」で少し勝手が違います。
ここではどちらのパターンもわかりやすく解説します。
手順をしっかり押さえておけば、「あれ？引き取りが反映されてない！」というトラブルも防げますよ。
オンラインで洗濯機を購入する場合の申込手順
コストコオンラインで洗濯機を頼むときは、購入画面で「リサイクル・引き取り」オプションを選択できるようになっているケースが多いです。
公式サイトの「家電リサイクル・配送関連」ページにも、リサイクル券の案内があり、購入品と同じ種類の家電を回収対象とする旨が明記されています。(costco.co.jp)
ただし、すべての地域で対応しているわけではなく、離島や遠隔地では引き取り不可になることもありますので要注意です。(costco.co.jp)
以下は一般的な申込の流れ例です：
- オンラインで洗濯機を選び、カートに入れる。
- 配送方法を選ぶ画面で「引き取り回収」を追加。引き取り希望の旧機の情報（メーカー・型番・設置階数など）を入力する欄があることも。
- 支払い手続きを進め、リサイクル料金等を合算して決済。
- 配送会社から配達日時・回収日時の連絡が来る（メールまたは電話）。
- 当日、設置と同時に旧洗濯機を回収してもらう。
もし引き取りオプションを選べない、または対象外地域だった場合、別途業者依頼や自治体処分を検討することになります。
また、実際にコストコで大型家電を買った方の体験談では、配達と引き取りがセットになっていたケースもあり、「配送スタッフが古い洗濯機を取り外して持ち帰ってくれた」という声もあります。
ただし、オンライン注文では搬出条件（通路の広さ、階段など）を事前入力して評価され、当日追加費用が発生することもあるため、注意が必要です。
店舗購入時の注意点と引き取り予約のタイミング
店頭購入の場合は、出向いてから現物を見ながら相談できる安心感がありますが、引き取りを忘れてしまうリスクもあるので、以下のポイントを押さえておきましょう。
- レジ通過前に回収可否を確認：レジ前で「古い洗濯機も引き取ってもらいたい」という旨を伝え、担当者に引き取り可否を確認してもらうと安心です。
- 倉庫店スタッフに設置条件を伝える：搬出ルート・階段・ドア幅・エレベーター有無などを店舗スタッフに伝え、後日見積もり作成を依頼します。
- 引き取り予約を確保するタイミング：購入と同時に引き取りを申し込むのがベスト。後日回収を頼むと調整が必要になったり、追加手数料が発生したりする可能性があります。
- 見積もりの内訳をもらう：リサイクル料金・運搬費・作業費等を明細で出してもらうと、不透明な費用を防げます。
- 引き取り不可地域・離島対応か確認：店舗でも引き取り不対応地域がある場合があるので、予約段階で確認しておきましょう。
店頭購入の流れの例は以下の通りです：
- 店頭で洗濯機を選定 → レジ前で引き取り希望を伝える。
- 設置条件・搬出ルートをスタッフへ説明 → 概算見積もりを受け取る。
- 購入確定 → 引き取り予約日を決定。
- 配送・設置日にスタッフが来て、旧洗濯機を回収していく。
ただし、店舗購入だと展示品が少ないなど選べる機種が限られることもあるので、ネットで調べてから店舗で確認する方法を使う人も多いようです。
また、時間に余裕をもって予約を入れておかないと、混み合っている時期だと希望日に回収できないケースもありますので、早めの予約が安全です。
引き取り当日までにやること：水抜き・ホース取り外し・防水パン掃除
「いよいよ回収日！」という前に、水抜き・ホース外し・防水パン掃除まで終わっていると、作業がビックリするほどスムーズです。
ここでは、前日〜当日までの準備ポイントをやさしく解説。メーカー公式の手順に沿っておけば安心感もアップします（例：パナソニック公式の水抜き方法／日立の水抜きQ&A／シャープの水抜き手順）。
また、防水パンはホコリが溜まりやすいので、簡易清掃をしておくと作業員さんの動きもスムーズですよ。
搬出をスムーズにするための準備チェックリスト
前日までに次のチェックを進めておきましょう。スマホのメモに丸を付けていくイメージでOKです。
- 蛇口（給水栓）を閉める：まずは水の元栓をキュッと締めます。
- 給水ホースの水抜き：フタを閉めて電源を入れ、短時間の運転（1〜2分）で給水ホース内の水を槽側へ。止めてからホースを外します。外すときはタオルで受けるのがコツ。（参考：パナソニック公式）
- 排水側の水抜き：電源を入れて脱水のみを短時間実行→槽内の水気を拭く→排水ホースを外す。外すときも少量の水が出るのでタオル準備。（参考：パナソニック生活情報）
- 電源プラグ・アース線を抜く：コードは束ねて槽内に一時収納（または本体側面にテープ留め）しておくと紛失防止に。
- 糸くずフィルターや乾燥フィルターを外して水気を拭く：ドラム式は排水（糸くず）フィルターの水抜きも忘れずに。
- 防水パンの簡易清掃：掃除機でホコリを吸い、汚れは中性洗剤でサッと拭き取り。ハンガー＋ストッキングでの“ほこり取りワザ”も人気です。
- 搬出ルートを確保：ドア幅・曲がり角・階段の障害物をどける。玄関マットやラグは一旦退避。
- 小物の準備：タオル2〜3枚、養生用の段ボール片や古タオル、ウェットティッシュ。
さらに、通路や壁のキズ防止（簡易養生）もできればベスト。
引越し業者の作業手順でも、搬出ルートの養生は基本です。とくに小さなお子さんやペットがいるご家庭は、当日は別室待機にして安全を確保しましょう。
引き取り当日の流れと立ち会いのポイント
当日はおおむね次の流れ。要点だけ把握しておくとバタつきません。
- 到着連絡→在宅確認：前後30〜60分の幅で訪問。電話に出られる体制に。
- 現地確認：作業員が搬出ルート・階段をチェック。必要に応じて追加作業の説明があります（階段手上げ・吊り上げ等）。
- 取り外し・搬出：事前の水抜き・ホース外しが済んでいれば時短に。床の水滴はすぐ拭くと滑り防止になります。
- 防水パンの最終清掃：サッと拭き取り、新しい洗濯機の設置準備（排水口位置確認・段差のチェック）。
- 書類・料金の確認：リサイクル関連の控え、当日精算がある場合は現金や決済方法を確認。
立ち会い時は、次のポイントだけ押さえればOKです。
- 「水抜き済み・ホース外し済み」をひと言共有：作業員さんが流れを組み立てやすくなります。
- 狭所・段差・養生が必要な箇所を先に案内：曲がり角や手すりなど、注意点を先出しすると安全。
- 新機の設置情報を手元に：排水口の高さ、蛇口位置、コンセントの場所を確認しておくと段取りが早いです。
最後にもう一度だけ。
水抜きは「給水→排水→槽内拭き」までがワンセットです（例：パナソニックの移動前手順）。
メーカー公式のやり方に沿えば、万一の水漏れや機器トラブルもグッと減らせます。前日までの5〜10分の準備が、当日のサクサク作業と家計のムダ出費カットにつながりますよ。
コストコで洗濯機の引き取りができない場合の対処法
残念ながら、コストコで洗濯機引き取りが対応できないケースもあります。
でも大丈夫。設置場所が狭い・排水口が外せないなどの理由で断られた場合でも、別のルートで安全かつ適切に処分する方法があります。
ここでは、設置条件がネックなケースの対応策と、自治体・家電量販店・不用品回収業者の使い分けについて、具体的に解説します。
設置場所が狭い／排水口が外せない場合の対応
コストコが引き取りを断る典型的な理由の一つに、「搬出ルートが確保できない」「排水口が固定されていて外せない」といった事情があります。こうした場合には、以下の代替策を検討してみてください。
- 部分分解搬出を依頼：洗濯機の脚や本体パネルを外して狭い通路を通す作業を行う業者があります。搬出難易度が高い場合は追加見積もりが発生することも。
- 部分持ち上げ（吊り下げ・吊り搬出）技術の利用：窓やベランダからクレーンで吊るす搬出方法。ただし、建物構造・許可の有無を事前に調査しておく必要があります。
- 排水口交換または延長工事：固定された排水口を一時的に取り外す、延長ホースをつける工事を施工会社に依頼。これでホースが外せるようになるケースもあります。
- パーツ分離搬出＋廃棄方法の併用：本体は搬出できなくても、モーター・部品を取り外して小分けで搬出する業者もあります。ただし、その分手間賃が上乗せされることが多いです。
これらの対応を使用する場合は、事前に業者と搬出方法・料金を十分すり合わせておくことが非常に大切。
特に吊り上げや部分分解を伴う搬出は構造リスクを伴うので、複数業者に見積もりを取ることをおすすめします。
自治体回収・家電量販店・不用品回収業者の活用法
コストコでの引き取りが難しいと判断されたときは、以下の三つのルートを検討しましょう。それぞれメリット・注意点があります。
- 自治体による回収：
多くの市区町村では、洗濯機は家電リサイクル法の対象なので、通常の市区町村ごみ収集では扱わない自治体が多いです（例：福岡市では家電4品目を市では収集しない制度）（city.fukuoka.lg.jp）。 ただし、一部自治体では“粗大ごみ回収+リサイクル手続き併用”や“戸別有料回収”制度を設けていることも。事前に市区町村の清掃・環境部門に問い合わせてみましょう。 - 家電量販店の引き取り依頼：
ヤマダ電機など量販店は、洗濯機のリサイクル回収を受け付けています（例：ヤマダ電機の案内では、リサイクル料金2,530円（税込）＋収集運搬2,750円（税込）という例が記載）（yamada-denkiweb.com）。 既存の購入店が遠隔地・対応不可の場合でも、最寄りの量販店で相談できる可能性があります。ただし、店舗引き取りを断られるケースもあるため、事前に確認しておくと安心です。 - 不用品回収業者・専門業者：
引き取り・処分専門の業者に依頼する方法もあります。ただし、許可のない無許可業者には要注意。 騙されて高額請求をされた、あるいは不法投棄されるリスクもあります。（city.setagaya.lg.jp） 業者を選ぶ際は、産業廃棄物収集運搬許可を持っているか確認し、見積もりはできるだけ詳細なものを複数取るようにしましょう。
また、自己搬入が可能であれば、指定引取場所へ自分で持ち込む方法が最もコストを抑えられるルートです。
搬入できる車両や運搬手段があれば、リサイクル料金のみで済むこともあります（収集運搬料金が不要になるため）このルートは、搬出環境が複雑でない場合に特に有効です。
最後に、どの方法を選ぶ場合でも、リサイクル料金＋収集運搬料金＋追加作業料金を明細で確認し、契約書や引き取り証明をもらっておくことがトラブル防止につながります。
これで、コストコで引き取りできない場合でも、安心して洗濯機を手放せる準備ができますよ。
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まとめ：コストコでの洗濯機引き取りは“事前準備”でスムーズに！
コストコで洗濯機の引き取りをスムーズに行うには、「購入時の申込」「前日の準備」「当日の対応」の3ステップがポイントです。 とくに、水抜きやホースの取り外し、防水パン掃除といった前準備をしておくだけで、作業時間が大幅に短縮され、搬出トラブルを防げます。
また、コストコの引き取りサービスは“買い替え時限定”が基本。 旧機のみの回収は対応外になる場合もあるため、購入前に条件をよく確認しておくことが大切です。 もし対応外だった場合でも、自治体・家電量販店・不用品回収業者といった代替ルートを活用すれば問題なく処分できます。
さらに、見積もり時には以下を必ずチェックしておきましょう：
- リサイクル料金・収集運搬費の合計額
- 階段や特殊搬出の追加費用の有無
- 引き取り日時と設置日時が同じかどうか
- 領収書・リサイクル券などの発行タイミング
これらを事前に押さえておくことで、“思っていたより高い”“当日作業ができなかった”といった失敗を防げます。 とくに年末年始や新生活シーズンなどは予約が混み合うため、早めの申込が安心です。
最後に一言。 コストコの家電配送・引き取りサービスは、正しく使えば非常に便利でコスパも良好です。 ただし、搬出環境や設置条件が少しでも不安な場合は、購入前に必ずスタッフへ相談しておきましょう。 小さな準備と確認で、引き取り当日はきっと驚くほどスムーズになりますよ。
「前日準備」と「当日確認」こそが、快適な引き取り体験のカギです。 この記事を参考に、安心・安全に洗濯機の入れ替えを進めてくださいね。