ユニクロ ジーンズの色落ちが絶品!

ジーンズ

あなたはユニクロのジーンズにどんな印象をお持ちですか?

普段ユニクロへ行かない私が、店内に入りジーンズを見て衝撃をうけたのが2016年頃でしょうか。

「えっ?リジット?耳付き?」



手に取り、「おースゲー!」と言葉が漏れたのを記憶しています。

何が凄いって、この生地でこのお値段。

私は専門家ではないのですが、昔は俗に言う“ヴィンテージジーンズ”が好きで、たくさんのヴィンテージジーンズを見てきました。



ですので、ユニクロがこのジーンズにどれだけ力入れているかは、すぐに理解できました。


「これどんな色落ちするんだろう?すごく良さそうな予感。」

そう思い購入したのがおよそ2年前。
レギュラーフィットジーンズ。綿100%のものでした。

結果的には、大満足な買い物になりました。
色落ちに関しては好みもあるでしょう。しかし私は大満足です。


経年変化が好きな方にはオススメです。


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ユニクロジーンズの色落ち

穿き込むほどに色落ちやダメージが刻まれ、自分だけの表情を持つジーンズが出来上がっていく。

ノンウォッシュのリジッドは自分で育てられるんです。ユーズド加工では味わえない魅力があるのもノンウォッシュ。

どういう生地なのでしょうか。

ユニクロのデニム生地は、カイハラ社が作っています。

カイハラ社は、原綿から、紡績、染色、織りまで、一貫した生地作りを行っており、国内ではカイハラだけなんですね。


コットンの選定ももちろん行っていますが、これは世界でも類を見ない生産体制であり、品質の安定性が向上するので、プラダ、ルイ・ヴィトン、グッチ、EDWIN、LEVI’S、Lee、GAPなど、世界的にも有名なブランドがカイハラと取引をしています。

生地の品質は間違いないでしょう。

ユニクロ×カイハラ。どんな色落ちを目指したのでしょうかね。


ジーンズの色落ちの話でよく聞く、

“縦落ち”


画像を見ると、白い線がタテに何本も入っているように見えるの分かりますか?

これが縦落ちと言われているものです。

良し悪しは置いといて、この縦落ちが見れた時に、私はこのジーンズがこだわりをもって作られたものなんだなと思いましたし、素晴らしいと思いましたね。

デニム生地は、タテ糸にインディゴで染めた糸を使って織り込まれています。ヨコ糸は染められていない白。

穿いていくうちに縦糸が擦れ、色が落ちていくのですが、今の時代に縦落ちさせる生地を作るのって結構大変なことだろうと思います。

一本の糸の太さを均一に作る技術が無い時代に作られていたジーンズはムラがあり、それが美しい縦落ち、色落ちを作り出していました。

1940年代までのジーンズは特にそれが顕著に表れています。

当時はそれが当たり前で、価値がどうのこうのなんて話はなかったでしょう。


現代ではその技術不足による産物を再現しようとします。
もちろんそれを求める人が多く存在するからであり、私もその一人です。

糸の撚り(より)、染め、織り。
これらの要素をどう組み合わせるかで色落ちは大きく変わるでしょう。

カイハラ社では織りに関しては“旧式力織機”で織られています。


最新の織機に比べて、旧式力織機で織られるデニムの幅は狭く、織るスピードも1/6と、かなり劣ります。

しかし、ゆっくりと織りあげたデニムには、生地にザラザラとした凹凸ができる。
糸のテンションを調整したりすることでこの凹凸の出方も変わります。

このムラ感が、綿本来の素材感や、縦落ち、きれいな色落ちを作り出してくれるのです。

ユニクロ×カイハラがこの織りだけではなく、撚りや染めにもこだわっているのは容易に推測できる。

もちろん糸や染料、染めの回数の事を知ることは出来ないし、知ったところでよくわからないだろう。



そして、ジーンズは色落ちしてみないと分からない。

無限の組み合わせの中から作り上げられた、このユニクロジーンズ。



色落ちして出した結果が今回紹介しているジーンズなのです。


きれいに色落ちしてますよ。拍手!

細かなディテール

ジーンズは色落ちだけではありません。

ユニクロのジーンズは細かいディテールにもこだわりを感じました。

【赤耳(セルビッジ)】

旧式織機を用いたデニム生地の両端にある“ミミ” を指し、ヴィンテージ、またはその風合いを再現した生地の目印になります。

ユニクロさんには悪いですが、ユニクロで赤耳デニムを見たときはかなりの衝撃でしたよ。


【縫製の色使い】


所々に、イエローのステッチが使われています。
ここはヴィンテージ好きな方は食いつく所ではないでしょうか?

当然綿糸ではないですが、かなりポイント高いです。
そして全体的に縫製がしっかりしています。



【コインポケット口】

なんとコインポケット口にもミミがあります。
ここもヴィンテージ好きな方は、こだわる箇所ですよね。
私もコインポケットのミミは好きなので高評価です。


【ドーナツボタン】

ここは私が個人的に好きな箇所です。
ユニクロのジーンズは、バックポケットにステッチなど何も施されていないですよね。

これってリーバイスでいえば大戦モデルじゃないですか。
じゃあフロントボタンはドーナツボタンしかないでしょ!!

ユニクロさんがそこを狙ったのかどうかは分かりませんが、正解だったと思います。

ユニクロジーンズ安っぽい?

私は以前安っぽいイメージを持っていました。
いやいや、このジーンズどう見ても安っぽくないです。

ごめんなさいユニクロさん!

最後に

私はこのジーンズを2年程穿きました。簡単に過程を記しておきます。

デニムはリジットだと最初は縮むので、一度軽く水洗い。

どうせユニクロだしという愚かな考えだった私はシングルステッチで裾上げ。

それから半年間は洗わずに穿き続けました。

これは糊(のり)が残っている間に、自分の形をジーンズに覚えさせるためです。

以降は月に一度洗うか洗わないかという感じでした。
今回洗濯回数は少なかったです。
メリハリをつけるには、洗濯回数は少ない方が良いと思っています。

しかし、洗濯回数を減らした時のデメリットもあります。
アタリがしっかりつき過ぎて、そこから破れていったりするんですよね。
私の場合は後ろの蜂の巣から破れがきましたね。



毎日穿き続けると愛着も湧きます。
破けてはいますが、ミシンでタタキを入れ、リペアはする予定ですし、まだまだ穿きます。


これと同じものが現在生産されているのかは分かりませんが、カイハラ社の生地を使っているのならば、色落ちは期待していいのではないでしょうか。

しかし綿とポリの混紡は正直わかりません。綿100%のものはオススメできますが。

コストパフォーマンスはかなりのものだと思います。
ですので気軽に育てることが出来るのではないでしょうか。
こういう所もユニクロジーンズは狙って開発されたのかなと感じています。




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