ギターのチューニングが合わない、安定しない場合におすすめのものが、
「ナットソース」です。ナットの潤滑剤です。
チューニングしている時に、「ピキッ」「ピキピキッ」という音、聞いたことありますよね?
初心者の頃は「何の音だろう?どこからの音だろう?」と、あの音にビクビクしながらペグを回してました。
この音が鳴っているギターはなかなかチューニングが安定しないことが多いです。
“初心者セットの安いギターだから鳴るんじゃないか?”とか思われてる方もいるかもしれませんが、そういうわけでもないので安心してください。
そこそこ高いギターでもピキッと鳴ります。
こんな時には、ナットソースなどの潤滑剤を使えば、嫌な音もなくなり、チューニングも安定しやすくなります。
「ピキッ」の原因は?
ピキッという音は、ナットと弦の間に“摩擦”が発生していて、弦が引っかかっているときに鳴る音なんです。
ペグを回して弦を巻いているときにナットの所で弦が引っかかっていて、その引っかかりがとれた時に、ピキッとなって音が大きく狂うんです。
つまりチューニングが安定しないんですよね。いつまでもチューニングが終わらないんです。
そう。もうお分かりですよね。摩擦を無くせば良いのです。
ナットソース(潤滑剤)で摩擦をなくす
弦を張る時に、ナットの溝にナットソースを塗布します。
これにより摩擦がなくなり弦がスムーズに動きます。弦がスムーズに動けばチューニングは安定します。
ブリッジのサドルとストリングガイドにも
見落とされがちですが、ブリッジのサドルとストリングガイドの部分にも塗っておくことをおすすめします。
![ギターブリッジサドルにナットソース塗付](https://shimpacino.work/wp-content/uploads/2020/05/ブリッジ.jpg)
![ギターストリングガイドにナットソース塗付](https://shimpacino.work/wp-content/uploads/2020/05/ストリングガイド-1024x576.jpg)
特にストラトで、アームを使う場合はかなり有効な方法です。
最後に
チューニングが合わない原因は、摩擦だけではありませんが、弦がスムーズに動く様にすることは、そう難しいことではありません。
ナットソースをうまく利用し、チューニングを安定させてみましょう。
どうしてもチューニングが安定しない場合は専門家におまかせするのが一番ですが、まずはこの方法を試してみる価値は十分ありますよ。
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