雨の中の自転車では、傘がさせないのでレインウェアは必須のアイテムです。
しかし、いかにも「カッパ」という感じのものを着るのには抵抗がありますよね。少しでもおしゃれなものが着たいものです。かといってなかなか気に入ったデザインのレインコートが見つからなかったり、気に入ったものが見つかったとしても、実用的ではなかったり。
「これかわいいし、画像で見たら丈も長いから大丈夫と思って買って着てみたけど、自転車乗ったら足がずぶ濡れじゃんかー!」みたいな経験ありますよね。
そこで気になるのが、ワークマンのレインウェアです。
ワークマンは現場作業や、工場作業向けの作業服・関連用品の専門店です。ですので機能性、実用性が高い商品がたくさんあります。しかもお財布に優しい低価格!ハードな現場の職人さんにも、アウトドア好きの方にも好評で、プロ顧客のリピート率の高さは業界随一です。
そして最近ではワークマン本来の、「機能性」「低価格」に加え、「かわいさ」がプラスされ、女性にも大人気。
雨の中、自転車に乗っても大丈夫で、そしておしゃれなレインウェアがワークマンにはあります。
自転車にもおすすめ!ワークマンレディースレインウェア
レディースレインスーツチャームプラス
Aラインスタイルで見た目がとてもスリム!ですので、レインスーツだと見た目わかるのですが、それでもレインスーツっぽくない感じが、女性にはうれしいところです。
サイズはゆったりで、EVA素材でとても軽く、上下セットで2900円というお手頃価格!
通常よりも大きなフードが採用されているので、髪形を選ばないという点もポイント高いのではないでしょうか。
主な機能は、
・窓付取り外しフード
・両腰ポケット
・裏地メッシュ
・反射材付き
・防水加工
・撥水加工
・透湿素材
素材/表地:ポリエステル100% タフタ
(透湿ポリウレタン引き)
裏地:ポリエルテル100% メッシュ
耐水圧:10,000mm
透湿度:2,000g/㎡/24h
フードは、作業性を考慮した透明窓が採用されています。
雨の日の自転車でフードを被ると、視界が狭くなり、後方確認もしづらく、大変危険ですよね。
その視界の狭さを解消してくれるこの透明窓は、かなり便利で安全が考慮された機能です。
また胸元に反射材がついている点も安全が考慮されているとわかります。雨の日は、自動車も自転車も視界が悪く、運転に神経使います。そんな中、反射材は、ドライバーにとっては大変助かるものです。
雨の日に自転車に乗る場合は、車に自分の存在を知らせることは大変重要です。
防水加工、撥水加工も備わっています。
耐水圧、透湿度について、詳しくは後述しますが、
耐水圧:10,000mm
透湿度:2,000g
を簡単にいえば、大雨に耐えられ(耐水圧)、自転車の運転の場合蒸れるかな(透湿度)、という数値です。
レディースレインジャケット STRETCH Perfect
このレインジャケットは、全方向ストレッチで、約300gの超軽量!!
デザインもレインウェアというより、アウトドアジャケットみたいですよね。
主な機能は、
・左胸ファスナーポケット
・アクティブカットで動きやすい
・両サイドファスナーポケット
・背中が出にくいサイクルカット。すべり止め付きでめくれ上がり防止
・マジックテープで簡単に収納可能なロールアップフード
・便利な収納袋付き
耐水圧10,000mm
透湿度8,000g/㎡/24h
素材/ポリエステル100%(TPUラミネート)
重量/約300g ※Mサイズ
自転車の運転には、動きやすさは必要条件です。雨で視界も悪く、周囲に気を使いながら運転しているのに、さらに動きにくいなんてことがあれば、ストレスだらけで危険ですよね。
このジャケットはそんな悩みを解決してくれそうです。
また、自転車だけでなく、キャンプや川遊びなどの時などでも活躍してくれそうです。持ち運びが便利な収納袋もついているので、急な雨に備えることが簡単にでき、急な雨でもカッコよく着こなせます。
上下セットでないのが残念ですが、別売りでの販売はされています。
雨の日の自転車で、スカートを穿かなくちゃいけない場合もあるでしょう。
そんな時はワークマンのものではありませんが、こちらもひとつ用意しておくといいかもしれません。
レインポンチョ
レインパンツが面倒だと感じる方には、レインポンチョが楽です。
こちらは、カゴに取り付けるクリップがついているので、荷物が濡れるのを防ぐと同時に、ポンチョが風でめくれ上がるのを防ぐこともできます。
レインジャケットとレインポンチョのメリットデメリット
メリット | デメリット | |
---|---|---|
レインジャケット | ・風の影響を受けにくい ・普段使いをしやすい ・上下分割されており、雨の日にも強い ・防水性が高い | ・上下ウェアが必要で、特に下は外では履きにくい(面倒くさい) ・蒸れやすい ・レインポンチョと比べてかさばる ・高額になりやすい |
レインポンチョ | ・蒸れにくい ・収納時にレインジャケットと比べてかさばらない ・外でもとっさに着易い ・バックを背負ったまま着れるので、荷物が濡れにくい | ・横からの雨に弱い ・雨の日以外の普段使いはしにくい ・めくれやすい(風に弱い) ・レインジャケットと比べると防水性が低い傾向にある |
どちらも一長一短があり悩むところですが、自転車に乗る場合はややレインジャケットが有利かなと感じます。
耐水圧と透湿度
レインウェア購入の際、機能の目安として確認しておきたいのが、耐水圧と透湿(とうしつ)度。これを参考にレインウェア選びをすると良いでしょう。
耐水圧
耐水圧とは、生地に染み込もうとする水の力を抑える性能の数値です。
一般的な数値の目安は、
300mm・・・小雨に耐えられる
2,000mm・・・中雨に耐えられる
10,000mm・・・大雨に耐えられる
20,000mm・・・嵐に耐えられる
このようになります。
傘の耐水圧はだいたい250mm。
傘のように耐水圧が弱くても、雨の侵入を防ぐことは問題なくできるようです。しかし、レインウェアは人が着用して使うものなので、人の動作によって圧力が増します。
体重75kgの人が濡れた場所へ座ると、およそ2,000mmの圧力、濡れた場所へひざまずいた場合には、およそ11,000mmの圧力がかかります。
小雨をしのぐ程度であれば、耐水圧2,000mm以上、雨の中で長時間の作業やアウトドアの際には、耐水圧10,000mm以上、バイクやサイクリングなどの圧力が想定される場合には、耐水圧20,000mm以上のレインウェアをオススメします。
透湿度
透湿度とは、レインウェアの蒸れにくさの基準です。
衣服内の、水滴にならない蒸気状態の汗を、生地が外に出す度合いのことです。
具体的には、生地の素材1㎡あたりに24時間で何gの水分が透過したかを表す数値で、数値が高いほど蒸れにくくなります。
※透湿は蒸れを軽減する機能であり、完全に蒸れないということではありません。快適な環境で作業する為の補助的な機能です。
透湿度の目安としては、安静時で透湿度2,000g/㎡/24h程度、軽い運動時には、透湿度5,000g/㎡/24h程度、激しい運動の場合は、透湿度10,000g/㎡/24h以上のレインウェアをオススメします。
選ぶ目安として、蒸れにくいレインウェアが欲しい場合は、最低でも5,000g、可能なら8,000gのものを選びましょう。
ベトベトしないレインウェアが欲しい場合は、お値段は上がりますが、最低でも10,000g以上、できれば20,000g以上のものを選ぶと良いでしょう。
最後に
雨の日の自転車は、なにかと面倒だと感じることも多いと思います。
しかしお気に入りのレインウェアが見つかれば、きっと雨の日が待ち遠しくなること間違いなしです!
ワークマンの安くて機能性の高いレインウェアで、雨の中のファッションを楽しむのも良いのではないでしょうか。
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