ギターの練習続いていますか?
とくに独学で練習されている方どうでしょうか?
うまくいかずに練習曲を途中でやめてしまったり、どんな練習をやればいいのか分からなくなってしまう方もいるのではないでしょうか。
ここではギターが上達する練習方法や、練習にオススメのアプリを紹介します。
独学で勉強、練習する場合ってなかなか続かないですし、うまく弾けなかったりするとやる気を失い、モチベーションもおちて、ギターに触れることさえしなくなってしまいます。
私は何度もそんな経験してきました。
ギターの練習がなかなか続かない。ソロ部分が難しく弾けない。
そんな悩みを解決してくれるのが、
「再生速度を調整してくれる」スマホアプリです。
スロー再生アプリをうまく活用すれば、弾けないフレーズも必ず弾けるようになります。
そして何より練習を続ける楽しみ、モチベーションの維持が可能になるんです。
こんな素晴らしい無料アプリを使わないのは損です。
いくつか練習方法のコツをお話ししてみたいと思いますので、シンプルながら効果抜群のアプリをうまく利用して、楽しく上達していきましょう。
飽きないギター練習方法を見つける
独学でギターを弾いている方は、たくさんある練習の方法の中から、自分で見つけ、選ばなくてはなりません。
しかもそれが正しいかどうか不安になることも多いと思います。
中には自分の好きな曲、フレーズが弾けないから「まずは基礎練からやろう」とクロマチックの練習や練習フレーズを繰り返し行い、練習に飽き飽きしたり、ギターをやめてしまったりする方もいるのではないかと思います。
基礎練習も確かに大事なのですが、練習が楽しくないと長く続きませんよね。
そこでオススメの練習方法は「自分の弾きたい曲を練習」です。
当たり前過ぎると思うかもしれませんが実際どうですか?
弾きたい曲を最後まで弾けてますか?途中でやめてしまったりしてませんか?
ギターソロ部分などで難しい部分があって、途中で挫折してしまうことってあると思います。
私も昔は結構そういうことが多くありました。弾けないからつまらなくなるんですよね。
しかしここで大いに役立ってくれるアプリがあるんです!
それが「スロー再生アプリ」です。
私はこれを使うことでモチベーションの維持や、段階的にレベルアップすることができました。
スロー再生でも音程は変わらないので、自分のレベルにあわせたテンポに調整できるので、飽きないです。
なぜ飽きないのかといえば、“弾ける”からです。
例え半分の速度でも、好きな曲が弾けて練習になるのでとても楽しく練習できます。
メトロノームでの練習とちがって、ベースやドラムの音もあるので気分が違います。
もちろんメトロノームだけでの練習もめちゃくちゃ大事です。
ですが、このアプリでは原曲と自分の出している音を、“ゆっくり確認しながら弾ける”というのが耳を鍛えるという意味でも良い練習方法だと私は信じています。
このアプリを使った練習のポイントは、
まずは、どれだけゆっくりでもいいので確実に弾ける速度で練習。
それから徐々に速度を上げていきます。
一気に上げてはダメで、弾けるか弾けないかギリギリの速度に調整し、その速度で完璧になったら同じように少しずつまた速度を上げていきます。
練習曲は自分の好きな曲
教本などには練習曲が必ずありますよね。
初心者の為に優しくアレンジしてある曲や、初心者でも原曲のまま弾ける曲などなど。
しかし私はなかなか素直に練習曲をやる気にはなれなかった記憶があります。
なんでしょうか、身に入らないというか、モチベーションが下がり続けるといいますか。
それが弾きたい曲であったなら飛びついて練習したのでしょうが、なかなかそんな気にはなれなかったです。
ですので私は、ひたすら自分が弾けるようになりたい曲を練習していました。
なかなか一曲を通して弾けるようにはなりませんでしたが、それでも毎日楽しく必死に練習していました。
私の場合、弾けるようになるまで結構時間かかっていましたが、曲のテンポを調整できるアプリが当時あれば倍速で私は上達していたと思います。
実際私がこのアプリを利用するようになってからは結構効率良く練習できています。
特に役に立つのが、「ライブバージョンを弾きたい」と思った時です。
ありますよね?どうしてもあのカッコいいライブバージョンを弾きたい!って思うこと。
けど譜面がないから耳コピが必要となってくるのですが、、、なかなかできませんよね。
私は耳コピ苦手なんです。
しかしフレーズをスロー再生で一音一音丁寧に拾っていけばこれが意外といけるんです!
曲のキーとかスケールとか、そんな理屈は知らなくても、丁寧に拾っていけば繋がるんです。
慣れてくれば拾える速度も増してきます。
しかしおそらくこの作業が出来るのは好きな曲、どうしても弾けるようになりたい曲じゃないと、続かないかもしれません。
根気のいる作業です。
ですので練習曲は自分が好きな曲で練習するのが一番上達が早いと思います。
スロー再生できるアプリを活用すれば弾きたいと思う曲は必ず弾けるようになります。
ギター練習にオススメのアプリ
ギターの練習にオススメのアプリがこれです。
Audipo 〜倍速再生、耳コピ、リスニングに〜
hidekazu seto無料posted withアプリーチ
音程を変えず再生速度を変更することができます(0.25倍速(1/4倍速)~4倍速まで、1%刻み)。
特に役立つのが、マークの設定によるAB再生です。
苦手な箇所や耳コピしたい箇所にマークを付けて、マーク間をエンドレスで再生できます。
このエンドレスで繰り返し再生してくれるのはありがたいです。ギターから手を離す必要がないので集中して練習が出来ます。
またギターの練習だけではなく、語学の勉強にも役立つでしょう。
無料のアプリですが、課金すれば使える機能もいくつかあるようです。
私は無料の機能だけで十分たすかります。
ギター練習の機材や場所
ギターを弾く人にとって練習する機材や場所は、なかなか満足いかないこともあるのではないでしょうか。
アンプで音量は調整できるものの、自宅で満足のゆく音量は出せないですよね。
特に真空管のアンプは音が大きく、かといって小さくしたら真空管の持ち味は半減しますし。
私も小さな真空管のアンプを自宅練習用として購入したのですが、予想以上に音が大きく、使わなくなってしまいました。
大きな音で練習したいのならばスタジオ一択となるでしょう。
しかしスタジオはお金もかかるし、時間も限られてきます。
集中して練習できるのはやはり自宅でしょう。しかし満足のゆく音量での練習はできない。
しかしこれを解決してくれるのが、みなさんご存知、アンプラグです。
アンプラグを使えば、場所も時間も音量も気にすることなく、心ゆくままに練習できます。
そして先ほどから紹介している速度を調整してくれるアプリも、アンプラグと一緒に使うことをオススメします。
スマホとアンプラグをAUXでつないで、ヘッドフォンやイヤフォンで聴きます。
再生速度を調整して練習する際に大事なのは「よく聴く」ということです。
そして音を聞き取るにはイヤフォンがいちばんです!
自宅のアンプにスマホがつなげれて、イヤフォンでも聞けるのならばそれでも問題はないのですが、気軽さに欠けるというデメリットがあります。
結構ギターをアンプに繋ぐのがめんどうで、エレキなのに生音で練習したりすることありませんか?
エレキの良さはアンプを通して出る音を自分でコントロールできる事です。
音色もそうですが、自分で音の強弱などをつけて自分だけの音を作り上げることができるんです。
生音ではなかなかその感覚がつかめず上達にも影響してきます。
そういう意味でも、気軽にアンプを通した音で練習のできるアンプラグはかなり実用的ではないでしょうか。
場所も選ばず気軽に本格的な練習ができるアンプラグを用意し、それに加え速度再生アプリを使い、苦手なフレーズ、耳コピしたいフレーズなどを繰り返し弾く練習は、かなり効果的で確実に上達します。
ギターの練習時間
ギターにかける時間は人それぞれです。
一日24時間というすべての人に与えられた時間の中で、ギターに使う時間を決めることができるのは自分です。
私がギターを始めたのは小学校5年生くらいだったと思いますが、その頃は結構な時間をギターにつかっていました。言い方かえると、ギターに使える時間がたくさんありました。
年齢を重ねていくうちにギター以外の楽しみなども増え、ギターに触れる時間が少しずつ減っていくのは私だけではないでしょう。
学生は時間があると言われたりしますが、学校や部活などがあり、1日のうちギターに使える時間は限られます。
社会人も仕事、家事、育児、など人によりギターに使える時間は限られてくるのが現実です。
しかしギターを弾く時間がないというのはウソになります。時間を作るのは自分です。
例えば、寝る時間やお風呂の時間を5分削って、その5分をギターに使うのはそんなに難しくはないでしょう。
5分だと何か一曲弾き終える事ができますね。
一曲弾くだけでも弾かないよりかは確実に練習しているわけで、5分を1年継続できれば、
5分×365日で、1825分ですよね。
ちょっと理屈っぽいですが、1日のたった5分を積み上げることができたらこれだけの数字、練習量になります。
この考え方を基本とすれば、忙しいあなたも少しくらいギターに時間を割くことが出来ます。
せっかく作ったこの貴重な5分は無駄にはできません。
ですのでアンプラグのように即準備、練習できる機材は実用的であり練習には欠かせないと思います。
あとは練習時間が短いならば、いかに効率よく練習するかが課題となります。
出来ない、弾けない箇所をごまかしながらなんとなくで弾くのは、その時は楽しくていいのですが後で結局後悔もします。
私はそうでした。弾けてるつもりでいたのに実は弾けていなかった、技術が全く足りていなかった…と。
短い時間でも集中できればかなり効果的な練習もできます。
先にも述べましたが、Audipo(アプリ)を使い、苦手な箇所(運指、リズム)などを繰り返し練習します。
その際、今の自分に弾けるか弾けないか、
「もうちょっとで弾けそう」というくらいの速度で、集中して繰り返し練習を行っていけば、短い時間でも確実な効果を発揮すると思います。確実に上達します。
ギター初心者にもオススメの練習法
ギター初心者の方は特に練習法に悩んでいる方は多いかもしれません。
始めはなかなかうまくいかないのでどんな練習をしていたとしても、
「こんな練習で本当に弾けるようになるのかな?」と思ってしまうものです。
しかしどんなに上手く弾いている人も、最初は初心者です。弾けませんでした。
そして弾けている全員に共通するのは、「継続している」という点です。
まずはギターの練習を継続することです。
継続していれば、今は押さえれないコードもいつのまにか押さえれるように必ずなります。
ある日突然です。私もそうですが、ある日突然押さえれるようになるもんなんです。
あとは継続できるかどうかですが、最初は好きな曲、弾けるようになりたい曲を練習するのが一番です。
何回聞いても好きな曲は練習で飽きることもありません。
弾けるようになりたい曲があっても、それが難易度が高くて手を出さないってのは損です!あきらめてはダメです。
どんなにゆっくりでもいいんです。最初はゆっくり確実に弾けることが大事です。
好きな曲の好きなフレーズだけでもいいので、繰り返し弾きましょう。
上の方で話した練習法は、初心者の方でも簡単に取り組めます。
必要なものはギター、アンプラグ、再生速度の調整ができるアプリ、好きな曲、タブ譜。
これで弾けるようになる環境は整っています。
ポイントは、
①アプリを使い最初はゆっくり、確実に弾けるテンポからスタート
②速度を少し上げて弾けるか弾けないかの速度で反復練習
③②の方法で徐々に速度を上げていく
「継続は力なり」です。
ギター練習のフレーズは何がいい?
練習のフレーズに何を選ぶかは悩むところですよね。
例えば、クロマチックのフレーズも大切な基礎練習ですので日々行いたいところです。
しかしそれだけじゃつまらないですよね。
一番いいのはやはり自分の好きな曲のフレーズの練習でしょう。
好きなバンドの曲の中から、好きなフレーズ、身に付けたいテクニックが使用されたフレーズを見つけ練習するのが良いと思います。
しかし、漠然と“カッコイイフレーズが弾きたい”と思うのでしたら、ブルースのフレーズを練習してみてはどうでしょうか?
このアプリでは、多くのブルースのフレーズが練習できてオススメです。
96 Blues Guitar Licks
Jonathan Bell無料posted withアプリーチ
ブルースは簡単そうに見えますが、実はけっこう高度なテクニックが必要で、チョーキングやビブラートの練習には最適です。
ブルースを弾く事により、チョーキングの大切さが身に染みる程わかります。
またブルースには特有のリズムがあります。シャッフルが基本となるのですが、そのハネ具合も人によって違い、そこが楽しめるところでもあります。
普段ロックを弾いていたら気付けない自分の弱点を、ブルースによって発見できると思います。
最後に
ギターの練習方法に、正解や不正解があるかどうかは正直わかりません。
しかし、自分に合った練習法は必ずあります。
その判断のひとつが、「続けられるか、続けられないか」です。
練習が“苦行”になってしまって、「気づけばギターを触る日が減った」というのが一番もったいないです。
ギターを買った頃は、あなたは誰かの前でカッコよく弾いている自分をイメージしていてワクワクしていたはずです。
練習を続けられたら、必ずその日は訪れます。
これまでのお話で、あなたが練習を続けられるきっかけが少しでもあれば、幸いです。
関連記事